合気道の秘伝を学ぶ  - 井口合気流護身術(IAM護身術) 二段のブログ -

合気道を活用した護身術の技術と考え方の紹介

温故知新  -体力と才能の限界-

二段の免状を頂いた際、「今ならこの本に書かれていることも意味がわかるだろう」と、ある本を先生に貸して頂きました。ザッと通して読んだ感想は「この本には奥義が書かれている!!」でした。が、これを一年前にお借りしたとしたら「…う、胡散くせぇ…!!」だったと思います。
 
分かる人には分かる。分かるようになった理由は、稽古で感覚を鋭敏にし(準備)、先生を通じて奥義を受け(体験)、技の概要を口頭で説明頂き(理解)、繰り返し稽古をしてきた(浸透)からだと思います。
 
入門してから色々と学んできた訳ですが、良い機会なので井口流合気護身術(IAM護身術)で習ってきた技と苦労した点、どんな稽古をしてきたのかを整理してみる事にしました。
 
 
そもそもなぜIAM護身術を選んだのか?
a) 身体能力の限界
ボクシングやキックボクシングのジムに通った結果、「身体能力に優れた相手には勝てない」と痛感しました。トレーニングも身体能力の向上に繋がる内容が主、技術伝承の比率が低く、さらには技術を使うためには卓越した身体能力と反射神経が必要でした。
 
これは40歳にもなれば、入門間もない若い人にすら勝てないだろうなぁ、後ほんの数年で使えなくなってしまうものを苦労して学ぶのは何か違うなぁ…と感じ、辞めてしまいました。
 
また、仮に若い身体を維持できたとしても、ボクシングを使ってガチムチの外国人に勝てるか?と言われると全く自身がありません。
 
 
b) 才能の限界
その後、システマ体験会に行って、「これはすごい!」と感じたものの、訪れた道場では、身体で覚える事に重きが置かれており、技術や理論の説明が最小限でした。これは凡人が体得するには凄まじい時間と努力が必要そうだなぁと思い、二の足を踏んでしまいました。
 
最終的に、古武道なら何かあるかもしれない!と色々調べてみると、身体能力と才能に依存せず習得でき、さらに理論建てて技術の説明をしてくれると謳っているIAM護身術の門を叩くこととなったのです。(ブログの最後にリンク貼っておきます。)
 
ちなみにジムや道場を探していたのは、格闘技が好きという事に加え、海外旅行の際や、歳を取ったあとも身を守れるようになっておきたいと考えたからでした。
 
 
2. 体験会から即入門
無料体験初日、ボクシング経験ありという事で、先生にパンチを打つことになったのですが、先生が完全に視界から消え去って微妙な動きだけですっ転がすされたり、拳を押さえられただけで身動き取れなくなったり、すべての攻撃を激しく動かずに捌かれたりと不可思議な体験をしました。(なお先生は片目が見えません。)
 
これだけでも大きな感銘を受けたのですが、入門の決め手となったのは、小柄な女性と押し合いをしても全く歯が立たず、壁にたたきつけられた事でした。二度三度繰り返すと、力が上手く入らない状態にさせられていることに気が付き、ここには術理がある!と分かりました。
 
さらに、繰り返しになりますが、技の伝承方法が「やってるうちに分かるようになる!繰り返せ!」ではなく、「わかりやすく噛み砕いた理論を説明する」という点が完璧でした。
 
少々長くなってしまったので本日はここで筆をおき、次回は4級(骨の技術と皮膚の技術)をどうやって学んできたかについて書きます。(公開できる範囲でですが。)
 

最後に、
橋本先生のホームページ中の「IAM護身術とは」へ飛ぶリンクを貼っておきます。
興味を持たれましたら是非一読ください。