合気道の秘伝を学ぶ  - 井口合気流護身術(IAM護身術) 二段のブログ -

合気道を活用した護身術の技術と考え方の紹介

陽の技術 運動エネルギーの伝達

前回に引き続いて「陽の技術」 を説明いたします。陽の技術とは、作り出した運動エネルギーの方向へ力を伝える技術と前回紹介しました。シンプルな動作で充分なエネルギーがなぜ出せるのでしょうか?自分の体重の鉄球や鉄の柱をイメージして下さい。それらが走るスピードで突っ込んできたり、高速回転したり倒れこんだりしてきたら、受け止められるでしょうか?

 

エネルギーを効率よく相手に伝えるという事はそういうことを意味しています。あなたの体重相当の鉄塊、を相手にぶつけるのが、陽の技術のごくごく簡易的な説明になります。といっても、エネルギーを効率よく伝えることが本当にできるのか?と疑問に思いますよね。

 

いくつかのアプローチがありますが、この場では一つの紹介に留めておきます。

それは身体感覚の鋭敏化(運動エネルギーの流れや、適切な姿勢であることを感知する能力を向上させる)になります。

 

・・・そんな事が簡単にできたら苦労ありませんね。しかし、IAM護身術では稽古前に行う極シンプルな動作を様々な点を意識しながら行うことで、身体感覚の鋭敏化を可能としています。中国拳法の型稽古は、一見同じ動作をしていても秘伝を知るものと知らぬものでは全く違う稽古をしているそうですが、まさにそれに相当します。例えばスワイショウ一つとってもいくつかの段階があります。

 

もし興味を持たれましたら、師匠である橋本先生のHPもご覧ください。

次回はその稽古方法の一部を紹介したいと思います。

 

IAM護身術のHP:

IAM護身術 | 合気道と護身と健康を考えるブログ

 

 

Appendix. 陽の技術 

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エネルギー伝達が効率よく行われた場合
一式:体重相当の鉄塊が踏み込みの速度でぶつかくる
二式:高速回転する鉄の柱に巻き込まれる
三式:体重相当の鉄塊が落下してくる
四式:頭を振る速度でボーリング玉をぶつけられる衝撃を受ける