合気道の秘伝を学ぶ  - 井口合気流護身術(IAM護身術) 二段のブログ -

合気道を活用した護身術の技術と考え方の紹介

技の名は

今回は当会の基礎技術を紹介したいと思います。

1. 技の名は

井口師範は天才肌の武道家だったようで、橋本先生に対する指導は「ここをこう!わかるね!」「(技を見せて)これだけ!わかるね!」といった感覚的なものだったそうです。

さらに、秘伝は4つの幹となる技術の他、様々な枝葉の技術が存在しますが、井口師範はすべて一つの表現や、都度違う表現をされていたとか。

これでは技術習得に才能と膨大な稽古量が必要となる為、IAM護身術道場では、それら技術体系に名称を付け、理解しやすい指導をされております。(「名前をつけるとこだわりが生まれる」とはいえ、名を捨てるのは、達人の域に達した後でよいと思います。)

 

2. 根幹をなす技術

根幹となる4つの秘伝には、”骨の技術”、”皮の技術”、”皮膚感覚の技術”、”空間感覚の技術”という名前が付けられており、それぞれ一行で表すと次のようになります。

表1 IAM護身術 4つの秘伝 (※初段使い手なりの理解)
習得級 秘伝の名 概要
5級 骨の技術 人体構造と物理学の観点から、最も力を発揮できる型を成す
4級 皮の技術 生物学的な反応を利用し、力が入らないよう相手を混乱させる
3級 空間感覚の技術 心理学的な反応を利用し、相手に錯覚を与える
2級 皮膚感覚の技術 心理学、生物学を利用し、相手を導く

 

3. 骨の技術について

物理学を使用するといっても、中学生レベルの知識、慣性の法則、作用反作用の法則を聞いたことあるなぁ程度で理解できるものです。また、”物理的な力は接触点からしか作用しない”という当たり前すぎることを意識するだけで、技の質と意識が変わるものもあります。

さて次回は、骨の技術から派生する、陽の技術と陰の技術を私なりに噛み砕いて説明してみたいとおもいます。